韓国リアルタイム債務時計.
数字が
時間を
持つとき.
リアルタイム債務時計 — 統計庁・韓国銀行・企画財政部・KITAの公式資料を基に年間成長率を時間軸に補間。
↓ SCROLLII · MONUMENT · 記念碑
総家計債務
一人当たり国家債務
一人当たり家計債務
III · INDICATORS · マクロ指標
GDP
GDP対比国家債務
為替レート (USD/現地通貨)
対外債務
外貨準備高
政府総収入
政府総支出
財政収支
総輸出額
総輸入額
貿易収支
人口
失業率
インフレ率
基準金利
IV · ANALYSIS · 分析
家計債務と国家債務を同じ天秤に載せてはいけない
どちらも債務だが、衝撃を受け止める主体が違うため、二つの数字は壊れ方そのものが異なる。政府には余地がある。満期を迎えた国債は新規発行で借り換え、税収を支えに、韓国銀行と政策金利のタイミングを調整できる。それで債務が消えるわけではないが、時間は稼げる。家計にはその緩衝がほとんどない。金利が上がれば翌月の返済額がそのまま増える。職を失えばその月の収入が途絶える。住宅価格が下がれば借入余力が即座に削られる。
だからこそ、政府の数字に家計の数字をそのまま足して「韓国全体の借金」と呼ぶ合算は、肝心の情報を消してしまう。WorldRealDebt が企画財政部の国家債務と韓国銀行の家計信用を同じ画面に並べながら、カードごとに出典と定義を別々に明記しているのはこのためだ。公的債務と民間債務は崩れる経路が違う。読む側が二つを一つの塊に混ぜてはならない。
同じ韓国でも D1・D2・D3 は別の数字になる
「国家債務」という一語には、実は三つの範囲が入れ子になっている。D1 は中央政府と地方政府の直接債務で、予算や決算、国内の財政報道に最もよく登場する最も狭い定義だ。D2 はこれに非営利公的機関の債務を加えた一般政府債務で、IMF が国際比較に用いる範囲に近い。D3 は D2 に非金融公企業の債務まで含めた最も広い定義になる。同じ韓国を見ても、どの範囲を取るかで対 GDP 比は目に見えて変わる。
WorldRealDebt が見出しに D1 を据える理由は単純だ。国内の財政論議で最も頻繁に引用され、企画財政部が「オープン財政」で公式系列として公表する数字だからである。ただし範囲が狭いぶん、実態より小さく見える。公企業や公的機関が抱えた負担は危機の際に財政へ跳ね返りうるのに、D1 には計上されない。国際比較や長期の持続可能性を論じるとき、D2 と D3 を併せて見るべき理由がそこにある。
韓国の家計債務は金利と所得に遅れなく反応する
韓国銀行の家計信用は大きく二つに分かれる。住宅担保ローンと販売信用だ。住宅担保ローンは金利と担保価値に敏感に動く。クレジットカードを含む販売信用は、消費の冷え込みと失業率に真っ先に反応する。両者は同じ家計のバランスシートに収まっており、残高の一行だけでは全体が見えない。増加の速さと、所得に対する返済負担を並べて読む必要がある。
利下げは当面の負担を和らげるが、元金そのものは減らない。返済猶予と借り換えが繰り返されると、表面の延滞率はしばらく落ち着いて見え、その裏で負担が静かに積み上がる。問題は表の数字が示すより遅れて現れる。韓国銀行 ECOS の家計信用統計を残高ではなく流れとして読むべきなのは、この時間差を見越すためだ。
リアルタイムの数字は計測ではなく推計である
国家債務、GDP、家計信用、人口は、毎秒発表されるわけではない。国家債務は年に一度、家計信用と GDP は四半期ごと、人口推計は年単位で公式統計が出る。画面で休みなく動く数字は、機関がその瞬間に計測した値ではない。WorldRealDebt は直近の公式スナップショットを基準値とし、公表された年間成長率を時間軸に沿って補間し、発表と発表の間を埋めている。
算式は value(t) = base × (1 + g)^t の形だ。現在地を直感的に示すが、公式の確定値と同じだとは言えない。記事や研究で引用するなら、画面のキャプチャより、基準日を固定したスナップショットと出典を併記するほうが安全だ。債務時計の役目は公式統計を置き換えることではない。発表の合間に凍りついた数字へ、時間の感覚を与えることにある。
出典:韓国銀行 ECOS 家計信用、企画財政部「オープン財政」国家債務、統計庁 KOSIS 人口・物価、韓国貿易協会 K-stat 輸出入。各指標の基準日と公式の出典は、韓国ページの出典一覧で確認できる。
「負債は時間の借りである。」— キュレーターのノート